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【福岡市 注文住宅|中庭のある平屋】 ~内庭で子供たちが走り回れる住まい~

【福岡市 注文住宅|中庭のある平屋】
ワンフロアにすべてが揃う平屋の家。
無駄をそぎ落としたシンプルな外観。
その閉鎖的なモダンな外観や内装のデザイン性だけの住宅ではなく、
確かな構造と生活動線がシンプルかつ効率的に作られ、暮らしがぐっと楽になるお住まいです。
・ご計画:注文住宅
・都市計画:市街化調整区域
・土地面積:309.88㎡(93.9坪)
・延べ床面積:103.51㎡(31.3坪)
・間取り:3SSSLDK
・構造:木造(在来軸組工法)
・施工期間:6ヶ月
≪ご要望≫
・平屋
・ご年配になられても暮らしやすい住まい
・お仕事の関係でご主人様と生活のリズムが違うため、子供たちが昼間いるときでも寝室でご主人様がゆっくり休める間取り
それぞれの時間も、いっしょの時間も、心地よく。
今回ご依頼いただいたご家族は、生活のリズムが少しずつ異なるご家庭。
そんな日常の中でも、お互いの存在を自然に感じながら、それぞれが心地よく過ごせる空間づくりを望まれていました。
私たちアーキプロダクツでは、ご家族の思いに寄り添いながら、
「つかず離れず」の関係が心地よく続く間取りをご提案。
たとえば、ひとりひとりが好きなことに集中できるスペースを確保しつつも、
家族が同じ時間を、同じ空気の中で過ごせるように――
視線や気配がやさしく交わるような空間のつながりを大切に設計しました。
同じリビングにいながら別々のことをしていても、それぞれが安心感を得られる。
離れた場所にいても、ふとした瞬間に感じる家族のぬくもり。
そんな「ほどよい距離感」と「つながりのある暮らし」を、建築というかたちで表現しています。
≪ご計画の全体像≫
インナーテラスでつなぐ、やさしい暮らしのかたち
ご家族それぞれが違う生活リズムを持ちながらも、どこかで心がつながっている。
そんな“やわらかな距離感”を大切にした住まいをご提案させていただきました。
ポイントのひとつが、住まいの中心に設けたインナーテラスです。
室内と屋外のあいだに位置するこの半屋外空間は、自然光や風を感じながらも、外の視線を気にせず過ごせる、家族のための「もうひとつのリビング」。
読書をしたり、趣味を楽しんだり、お昼寝をしたり。家族それぞれが思い思いの時間を過ごしながらも、どこかで“つながり”を感じられる場となっています。
ご主人さまが夜勤明けに静かに休めるような落ち着いたスペースや、日中のあたたかな光を楽しめる奥さまの時間、お子さまが安心して遊べる場所など、ひとつの空間にさまざまな“やさしい居場所”を散りばめました。
アーキプロダクツでは、家族構成や暮らし方に寄り添い、毎日の「ちょうどよい」をかたちにする家づくりを大切にしています。
そしてご家族の未来がやさしく包まれていくような住まいを、これからもご提案してまいります。
インナーテラスは、深い軒で日差しや雨を避けながら、心地よい風を感じられる癒しの場です。
キッチンやキッチン裏の洗濯室で奥様が家事をされながらも、子供たちの声を感じながら、そして子供たちはお母さんのぬくもりを感じながら安心して遊べる癒しの空間です。
休日はご家族でバーベキューや、夏はプールなども楽しんでいただけます。
プールを毎日片づけるのは一苦労、また洗濯物を外に干した時、リビングから見えてしまってはそのインナーテラスも台無しになります。
そういったストレスもなくなるようにと、目隠しの壁を設置いたしました。
さらに、その洗濯物干し場の奥にある勝手口を開ければ、裏の家庭菜園が出来る畑とつながっており、お野菜などを収穫しやすい環境を整えました。
≪生活動線≫
暮らしに寄り添う、やさしい生活動線
毎日のことだからこそ、家事や身支度がスムーズに進むように――。
私たちアーキプロダクツ 福岡は、ご家族の暮らし方に合わせた生活動線と収納計画を丁寧に設計しました。
30坪という平屋の限られた広さを、できる限り効率よく、心地よく使えるように。
帰宅後すぐに手を洗える洗面スペースと、トイレ後の手洗いを兼ねたひとつのパウダースペースを中心に配置することで、動線をコンパクトに、かつ機能的にまとめました。
また、パントリーやファミリークロークなどの収納も、ご家族の日々の動きに沿ってレイアウト。
「使いたい場所に、ちょうどある」収納が、家事の負担をやわらげ、
忙しい毎日を少しだけラクに、そして心地よくしてくれます。
ただ便利なだけではなく、家族が自然体で暮らせる住まい。
アーキプロダクツでは、福岡を拠点に、
そんな“やさしい設計”を、ひとつひとつ丁寧に形にしています。
- パントリーやファミリークロークなど収納計画
- 家族の暮らしに寄り添った家事動線を実現
暮らしにやさしくフィットする、スムーズな生活動線
住まいは、ご家族の毎日の“動き”に自然と寄り添うものでありたい。
そんな想いから、アーキプロダクツ(福岡)では、ご家族のライフスタイルに合わせて、ストレスのない動線計画を大切にしています。
今回の住まいでは、
玄関 → シューズインクローゼット(SIC) → リビング&キッチンへとつながるスムーズな動線をプランニングしました。
SICは、ご主人様のゴルフ用品やアウトドアグッズなどもしっかり収納できる納戸兼用の空間。
帰宅後すぐに荷物を片付けられることで、リビングやキッチンがすっきりと保たれ、
日々の家事や支度がスムーズに、気持ちよく進むよう配慮しました。
動線が整うことで、家の中での動きが自然とラクになり、
それぞれの暮らしにちょうどよくフィットする、やさしい時間が生まれます
≪キッチン&パントリー≫
キッチンサイドには、パントリーを設置いたしました。
「見せない収納」で、リビングをすっきりと心地よく
リビングにいても目に入る場所だからこそ、できるだけすっきりと、心地よい空間にしたい。
そんなご要望にお応えし、アーキプロダクツ(福岡)では、パントリーに引戸を設ける工夫を取り入れました。
引戸を閉めれば、中の様子はリビングから見えず、生活感をやさしくカバー。
プリンターや学校のプリント類などの細々した物や、普段は見せたくないキッチン家電まで、
“とりあえず置いておける安心の場所”としてご活用いただけます。
扉を閉めるだけで空間が整うというシンプルな仕組みが、
日々の家事や片付けのストレスを軽減し、暮らしにゆとりとやさしさをもたらします。
便利さだけでなく、住まい全体の見た目の美しさや心の快適さまで考えること。
アーキプロダクツでは、福岡を拠点に、そうした目に見えない“ちょうどよさ”も大切にした住まいを、
一邸一邸、丁寧にお届けしています。
《洗面脱衣室》
キッチン裏には洗濯室兼脱衣室を設けました。
忙しい朝も、スムーズでやさしい動線を
小さなお子様のいらっしゃるご家庭にとって、朝の時間はとても慌ただしいもの。
身支度・朝食の準備・洗濯……限られた時間の中でも、少しでも気持ちにゆとりを持てるように、
私たちアーキプロダクツでは、暮らしに寄り添う生活動線をご提案しました。
キッチンからワンアクションでつながる、脱衣室〜洗濯室への動線。
引戸を開ければすぐにアクセスできるこの配置により、朝の支度もスムーズに。
お子様の着替えや洗濯、家事の流れが一連の動きで完結するため、バタバタしがちな時間帯でも
“ちょっとした余裕”が生まれます。
ただ便利なだけでなく、日々の動きにフィットするやさしい工夫が、暮らしのストレスを軽減し、
「この家でよかった」と感じられる毎日へとつながります。
アーキプロダクツでは、住まう人の目線で“本当に心地よい動線”を大切にしながら、
家族に寄り添う住まいづくりを行っています。
《洗濯室》
暮らしにフィットする、洗面と洗濯のちょうどいいかたち
洗濯は、毎日の生活に欠かせない大切な家事。
私たちアーキプロダクツ(福岡)では、忙しいご家族が無理なく心地よく洗濯できる動線と空間を大切に考えています。
洗濯室(ランドリールーム)があることで、
-
洗う・干す・取り込む・収納するが一ヵ所で完結
-
雨の日でもリビングに洗濯物を干さずに済む
-
花粉や黄砂、排気ガスの心配がなく、衣類の日焼け・色あせも防げる
-
洗濯物を外に干さないため、人目や取り込み時間を気にせずに済む
など、たくさんのメリットがあります。
今回はスペースの関係で、ランドリールームを独立するのではなく、洗面室(サニタリールーム)と兼用するプランをご提案。
人の通り道を妨げないように、正方形に近い形のレイアウトとすることで、洗面・脱衣・洗濯の動作が自然に行えるように工夫しました。
また、洗面台には造作タイプではなく、あえて既製品タイプを採用。
この場所は、お客様の目に触れるエリアではないため、機能性とコストのバランスを大切にした選択です。
シンプルながらもしっかりとした使い心地で、マルチシンクのようにお子様の上靴や衣類の手洗いにも使えるほか、朝シャンなどにも対応。
日々の“ちょっとした便利”が、暮らしの中で大きな安心に変わっていきます。
アーキプロダクツでは、ご家族のリアルな暮らしに寄り添いながら、
「ちょうどよく、ここちよい」住まいを、丁寧にご提案しています。
【弊社のご提案するインナーテラス】
外とつながる、やさしい中間領域 ― アーキプロダクツのご提案するインナーテラス
私たちアーキプロダクツがご提案するインナーテラスは、
「内でもあり、外でもある」そんな中間の空間です。
家族がそれぞれの時間を過ごしながらも、自然とつながる、心地よい居場所を生み出します。たとえば――
リビングでくつろいでいるとき、ふと目に入る空と光。
外部からの視線を気にすることなく、安心して開放感を味わえるテラスが、暮らしに穏やかな広がりを与えてくれます。キッチンに立つ手を休めた瞬間、テラスに植えられたシンボルツリーに目をやると、
風にそよぐ葉の音が小さな癒しに変わります。完全に室内でもなく、完全に外でもない。
けれど確かに、「家の中にいながら外の気配を感じられる」この場所は、
暮らしの中にゆとりと豊かさをもたらす、私たちが大切にしている“やさしい設計”のひとつです。
アーキプロダクツでは、福岡を拠点に、
自然との距離を丁寧に計算し、住む人の感性にそっと寄り添う空間づくりを心がけています。
≪お引渡しを終えて≫
四季を感じ、絆を育む、平屋の暮らし
今回のお住まいでは、室内と外とのつながりを丁寧に考えながら、
季節の移ろいを身近に感じられるような、自然と共にある暮らしを思い描いて設計しました。
庭の緑や空の色、風の音が、日々の生活にそっと寄り添う。
そんな環境の中で、ご家族の会話や笑顔が自然と育まれていくような、
やさしく、豊かな時間が流れる住まいです。
お仕事も、趣味も、ご家族の時間も――
どれも大切にしながら、「毎日を楽しむ」ことを何より大切にされているご家族。
そんなライフスタイルにふさわしい、ちょうどいい距離感と、心地よさを備えた平屋が完成しました。
これが、私たちアーキプロダクツがご提案する、
“家族の今とこれから”
を大切にする平屋のかたちです。
これからこの住まいで、ご家族の新しい物語が始まっていくことを、心より楽しみにしております。
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