アーキプロダクツ

OWNER'S VOICE

OWNER’S VOICE ─お施主様の声─

プロライターが直接お施主様にお伺いした、生のお声をお届けします。

「諦めなくてよかった」
魅せる家と、機能性を
両方手に入れたガレージハウス


■ お施主様情報

春田様ご夫妻
宗像市内
木造二階建て

 

 

■ 注文住宅を検討された背景

かつて県外にお住まいの際に、台風の被害で愛車に大きな破損を負った春田様ご夫妻。
「大切にしている車を、もう雨ざらしの場所に駐車することはできない」
というご決断から、マンションにお住まいの間も、ガレージタイプの駐車場を探されて生活されてきたそうです。
しかし、今後の生活を考えて、戸建てを検討されることに。

第一優先は、「ガレージのある家」でした。

 

 

■ ARCHI PRODUCTSとの出合い

竣工より3年ほど前のこと。
別のハウスメーカーと契約し、ガレージハウスの建築の話を進めていたのですが、「できないことが多い」という想いが膨らんでいきます。

 

例えば、ガレージの扉と勝手口の扉が一緒になってしまうプランニング。

例えば、ガレージと室内をシームレスにつなぎたかったのだけれど、モデルルームで同じ動線を見たものの、「これは営業用なので、実際にこの施工にすると予算が上がります」といった回答。

例えば、傾斜地であるため、整地の際に擁壁が必要になりますが、その工事だけで数千万円かかってしまうと言われたこと。

春田様ご夫妻が「叶えたい」ことが叶わず、「そこそこでいい」部分にコストがかかってしまう。

 

 

このままではダメだと思ったお二人は、契約を解除し、新たに依頼先を検討され始めます。

「ネットでひたすら、建築事務所を探しました。ARCHI PRODUCTSさんのサイトで、モダンリビングに掲載されていることを知りまして。母がこの雑誌を購読していたので、掲載号を探してみてびっくり。まさに、私の趣味とぴったりのお部屋だったんです。注文住宅の雑誌って、ちょうどいいミドルクラスのものがないじゃないですか。正直モダンリビングに載ってるところはどこもハイクラス。でも、大は小を兼ねるといいますか、せっかくなら、いいものの中で検討して予算に近づけていけばいいかなと思いまして」

と、ご主人はそのときの高揚感が忘れられない様子。

 

 

「当初、RCしか頭になかったんですけど、色々調べていくうちに、木造でもやりたいことが叶うんだと知って。ARCHI PRODUCTSさんを本命に、1、2件くらいしか問い合わせはしませんでした」と奥様。

 

ARCHI PRODUCTSの事務所に足を運び、二人のコンビネーションにも親しみを感じ、迷いなく決定されたとのことでした。

 

 

■ プランご決定に至った経緯

ハウスメーカーでは「できない」と言われたガレージハウスが、初回のプランで叶っていることですでに感動の域だったお二人。

 

 

「玄関からも車が見えるようにしたかったので、全面ガラス張りにしたかったのですが、以前のハウスメーカーでは『特殊な施工になるので難しいです』と言われていたものの、それもあっさりと実現して。こだわりたい箇所をしっかり叶えてもらっただけでもうれしかったのですが、とはいえ僕らも建築の専門家ではないので、細かな要望が実現するかどうかはわかりません。そんな場所も、『何をしたいのか』を伝えれば、最適解を出してくださったので、プロに任せるって大切だな、と改めて思いました」とご主人。

 

「私はちょうど妊娠時期に差し掛かったため、最低限しか打ち合わせには参加できなかったのですが、それでも家事動線上の希望などはしっかり反映してもらえました。
そしてこういうときに、渡邉さんの細やかなアドバイスが利きました。
例えば、リビングの床のタイルひとつを選ぶにしても、単体で見ると『これがいいな』というものはありますが、お部屋全体のバランスでいくとこの色のほうがいい、といったアドバイスをいただきましたし、何より、お手入れがしやすかったり、汚れが目立たないこともとても大切。特に子どもが生まれる直前だったこともありますので、『片付けても片付けても汚れる』事態は想像に難くなかった。掃除を怠っているわけではないのに、なんだかそんな風に見えてしまうのはテンションが下がってしまいそうだったので、こうした『住む人の視点』で選択肢を絞ってもらえるのは本当に助かりました」と奥様。

 

 

大切にしたいポイントを効率よく叶え、加えて生活に必要なポイントはプロの意見を反映して暮らしやすさも妥協せずに叶える。実にバランスのいい設計プランを選ばれたようです。

 

 

■ お引渡し後、実際にお住まいになられてのご感想

「こんなに酷暑なのに、全然暑くないんです」と奥様がおっしゃる通り、伺った日も驚くほどの猛暑でしたが、お部屋に入った瞬間、冷房で冷えすぎたお部屋とも違う、快適な湿度と温度のバランスを感じました。1歳を迎えたお嬢さんも、とても楽しそうにリビングで遊んでいました。

 

 

「ハウスメーカーでの建築をいったん踏みとどまって、ARCHI PRODUCTSさんと出合うまで頑張ってよかったと思います。実は実家の別荘がRCの平屋で全面ガラス張りのかなりかっこいいデザインなんですが、この夏の暑さだと厳しくてですね…『なんでこんなに暑いの?』と母が訪れるたびに言ってまして。

デザイン性の追求と、暮らしやすさの両方を叶えるって、想像以上に大変なんだなとその一件でわかってはいたのですが、ここまで快適に、かつ叶えたいことが叶ったのは本当にうれしいです」

 

 

ご主人は特に、愛車が台風で被害に遭った経験があられるだけに、リビングからも書斎からも愛車を眺めることのできるガレージは本当にご満悦のようです。

 

 

「魅せたい家をつくるなら、ARCHI PRODUCTSさんに相談して間違いないと思います。迷ったら、二人に意見を聞けば、判断基準や選択肢を考えてもらえるので、無駄な迷いもありませんし。基本的に、家具などの趣味が僕は渡邉さんととても合ったので、こちらの好みを理解して提案してくれるという信頼関係も大きかったです。以前のハウスメーカーさんは、セクションごとに担当者さんが出てきて、僕達の想いがちゃんと共有されているのかも不安だったんです。そういう意味でも、お二人のコンセンサスがすべてで、『あれ?伝わってるかな?』といった不安も一切なかったなと思っています」

 

□ 取材後記

叶えたいことと、こだわりたいことをしっかり実現する。
こだわり以外の部分は、自分たちの世界観や趣味が伝わっているという信頼関係のもと、暮らしやすさのための選択として、二人のアドバイスをしっかり反映する。
バランスの良いご判断の結果生まれた、唯一無二のガレージハウス。

「機能性」と「魅せる」の両方を、諦めずに叶えられた春田様ご夫妻。これからも、お家ではもちろんのこと、愛車でもたくさんの想い出をつむいでいかれることでしょう。

 

 

(取材/後藤暢子)

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