【デザイン性の高い家での粋な暮らし】

閑静な住宅街にある間口6.3ｍ、奥行約24ｍの敷地。

左右は住宅、奥は崖に囲まれた環境のため、プライバシーを確保しつつ、周囲の視線を気にせずのびやかに暮らしていただけるよう、いかに採光を取り入れるかが今回のプロジェクトの課題でした。
また縦長の土地の欠点を、どう長所へと変貌させるかが今回の課題でもあり、建築士としてのやりがいを感じれる部分でもありました。

敷地面積　144.89㎡ 第２種中高層住居地域
建築面積 　82.88㎡　　　　　延床面積　122.82㎡
規模　　　地上2階建て　　　 用途　　　住宅

設計　　　ＡＲＣＨＩ ＰＲＯＤＵＣＴＳ
施工　　　ＡＲＣＨＩ ＰＲＯＤＵＣＴＳ

外観は、オーナー様のご厚意により弊社（ＡＲＣＨＩ ＰＲＯＤＵＣＴＳ）のロゴの形にさせていただきました。
いつかロゴの形の建物が建てたいという夢が早くも叶いました。 斜めにせり出した庇や素材を左官とガルバリウムを作ることによりシャープな外観となりました。

ARCHI PRODUCTSロゴマーク

ロゴの形状から設計した外観模型

エントランスに入ると閉鎖的な外観から一転し、階段、中庭、リビング、和室へと建物の端まで抜ける開放的な空間となるように計画しました。奥行きのある土地だったからこそ、その特徴を活かしたプランにし、欠点も長所へと変貌させました。

落ち着いたグレージュとホワイトのクロス、グレー調のタイルを組み合わせることによりモダンで落ち着いた雰囲気にし、壁内埋込収納やニッチを設置することで使いやすいトイレにしました。

中庭から採光を取り入れることにより、プライバシーを確保しつつ建物全体が明るく開放的な空間になりました。

中庭に差し込まれた光がＬＤＫに溢れてきます。 段差をつけることでダイニングキッチンと区別し、吹き抜けがなくても豊かな空間になりました。人間の心理的に、視線を低くするとリラックス効果ありますので、リビング側を低くすることで、より落ち着いた空間になります。 メイン空間に隣接している中庭は、家のなかにいながらも空や緑を感じることができます。

リビングに隣接した和室を計画しました。 現在は来客のための宿泊スペースとして、また将来的には寝室としても活用できます。 地窓からは、庭に植えた紅葉を見ることができ、季節の移り変わりを楽しむことができます。